(ハイグレードモデル)
12.1型液晶プロッターデジタル魚探
HDX-12C
製品の特長
独自開発!HONDEXクリアチャープ™魚探搭載!
一般的な魚群探知機は単一の周波数で海中に音波を出力し、受信した信号を画像として表示しています。
これに対してチャープ方式では周波数を徐々に変えながら音波を出力し、受信した信号を特殊処理して画像表示します。
これにより分解能を格段に向上させ、魚を鮮明に映し出すことができます。
●チャープ画像例●
また、このチャープ技術を実現するためには、広い周波数範囲で信号を出力できる専用の広帯域振動子が必要となります。
当社では、本体と振動子の両方を自社開発することで最適なセッティングが可能となり、精細な画像を実現しました。
クリアチャープ™魚探対応の広帯域振動子
クリアチャープ™用広帯域振動子はTD320/TD340/TD361/TD380からお選びいただけます。
周波数はミドルチャープが90kHz~140kHz、ローチャープ側が38kHz~70kHz、ハイチャープ側が130kHz~220kHzになります。
●チャープ用広帯域振動子●
HDX-12Cはワイドバンドモードも搭載!周波数を選択できます。
ワイドバンドモードでは広帯域振動子を接続することにより、ローは5kHzステップ、ミドル・ハイは10kHzステップで周波数を選択可能です。漁場や魚種に応じて最適な周波数を選択・変更することにより、他船の魚群探知機の干渉やノイズの軽減にも有効です。
デプスマッピングⓇ機能 搭載!
【デプスマッピングⓇ】の測量データ画像集(PDF:2.57MB)はこちらをご覧ください。
**2019年7月19日時点:11ヶ所(熊本-湯島、広島-大久野島、兵庫-淡路島北東、三重-答志島北東-横瀬/丸山出シ/中ノ島/鳥羽沖-大島出シ、愛知-福江沖、静岡-浜名湖-瀬戸橋、神奈川-観音崎、宮城-石巻-宮重ネ礁)
【デプスマッピングⓇPV】
スマートフォン・タブレット対応
本体に表示されている画像をスマートフォンやタブレットに映し出すことができます。
また、スマートフォンやタブレットから基本的な操作を行うこともできます。
HDX-シリーズ接続動作確認済み端末について、詳しくはこちら(PDF:43KB)をご覧ください。(2021.03.30時点)
大容量の記憶メモリ
従来モデルに比べ、航跡やマークなどの記憶点数が大容量です。
スムーズな地図描画
従来モデルに比べ、よりスムーズな地図描画が可能になりました。※GPS受信回数:5回/1秒
USB端子付きでデータ保存
本体にUSB端子を装備していますので、メモリーカード(オプション)不要で、市販のUSBメモリー(32GB以下)で本体からマークデータや画像を移動・保存することができます。
※USBメモリは付属しておりません。
※すべてのUSBメモリの動作を保証するものではありません。種類によっては正常動作しない可能性があります。
HDX-12Cの主な魚探機能
HDX-12CにはHONDEXの魚探ならではの多彩な機能が搭載されています。
おさかなサイズ表示
デジタルシリーズでは、好評のおさかなキャラクター機能にサイズ表示を追加しました。
1~99のサイズで判断でき、さらに瞬時に実際の映像で反応などを確認できるように「表示/非表示」のワンタッチ機能、通常画面との2画面表示を採用しました。
※当機能はおさかなマークモード時のみ有効です。また、100mレンジ以内で使用可能です。
※サイズ表示の数値は、さまざまな要因により誤差が生じる場合があります。あくまでも参考値としてお考えください。
おさかな深度表示
おさかなキャラクター表示に海底からの高さ、また海面からの深さ表示(単位:m)を追加しました。
※当機能はおさかなマークモード時のみ有効です。また、100mレンジ以内で使用可能です。
※深度表示の数値は、さまざまな要因により誤差が生じる場合があります。あくまでも参考値としてお考えください。
同一周波数2画面表示
同じ周波数の魚探画像を2画面に分割表示し、それぞれの感度を調整することができます。
2つの画面を見比べることで、より最適な感度がセッティングできます。
全画面感度調整
これまでの魚探では感度を変更するとその時点から変わっていましたが、デジタル魚探では 画面上(過去の記録)の感度の変更ができるようになりました。
この機能が搭載されたことで、画面全体(過去の記録)を見ながら感度調整ができるため、これから魚探をはじめる方でも鮮明な画像をマニュアル(手動)セッティングできます。
高視野角で明るい画面&ボンディング液晶採用
表示部ドット数は800×600と非常に高精細で、細やかな反応や文字もはっきりと見えます。
また、高輝度液晶(1000カンデラ)の採用により直射日光下などの明るい場所での視認性もバツグンです。
さらにボンディング液晶の採用により、液晶の視認性を向上させるとともに結露を防止します。
GPSアンテナ内蔵、モニター接続システム対応
HDX-12CはGPSアンテナ内蔵です。※内蔵アンテナ使用時は取付場所・取付方法によっては受信できない場合があります。
また、HDX-12Cはモニター接続が可能(改造費不要)で、船上の離れた場所でも同じ画面を表示させることができます。
*2ステーション(専用モニターを1台接続)についての詳細はこちらよりご覧ください。
仕様
表示部 | タイプ | 12.1型カラー液晶 |
表示画面 | 横型 | |
表示部ドット数 | 800×600 | |
電源電圧 | DC11~30V | |
消費電力/電流 | 約27W 約2.2A/12V | |
本体寸法(mm) | W358×D146×H242 | |
本体質量 | 約3.5kg | |
魚探 | 周波数出力 | 価格表(下記)参照 |
表示レンジ *1 | 最大:0~1500m | |
最小:0~5m | ||
背景色 | 4色 | |
色配列 | 5種類 | |
プロッター | 縮尺サイズ | 0.005~500NM(km) |
プロット間隔 | 時間:1、5、10、20、30秒 1、2、5、10、20分 距離:0.01~2NM(km)間隔 |
|
記憶点数 | 航跡:64,000点 マーク:48,000点 目的地:2,000点 | |
航跡表示色 | 7色 | |
ルート航法 | 40ルート | |
作図機能 | ○ | |
地図塗りつぶし/回転 | ○ | |
地図データ | 全国詳細地図 | |
潮汐グラフ | ○ | |
NMEA出力 | ○ | |
アンテナ *2 | GPS内蔵(全仕様) |
*1 表示レンジは、測深能力を意味しておりません。
*2 取付場所によっては受信できない場合があります。
価格表
HDX-12C
GPS内蔵仕様 ※M:ミドルチャープ・L:ローチャープ(低)・H:ハイチャープ(高)
※TD320仕様は2024年4月発売予定
振動子 | チャープ:出力 | 希望小売価格 |
TD320 | M:600W | 528,000円 (税抜480,000円) |
TD340 | L:1kW | 610,500円 (税抜555,000円) |
H:1kW | ||
TD361 | L:2kW | 665,500円 (税抜605,000円) |
H:1kW | ||
TD380 | L:3kW | 720,500円 (税抜655,000円) |
H:1kW |
GPS外付仕様 ※M:ミドルチャープ・L:ローチャープ(低)・H:ハイチャープ(高)
※TD320仕様は2024年4月発売予定
振動子 | チャープ:出力 | 希望小売価格 |
TD320 | M:600W |
583,000円 (税抜530,000円) |
TD340 | L:1kW |
665,500円 (税抜605,000円) |
H:1kW | ||
TD361 | L:2kW | 720,500円 (税抜655,000円) |
H:1kW | ||
TD380 | L:3kW |
775,500円
(税抜705,000円)
|
H:1kW |
※HDX-12CはGPSアンテナを内蔵しています。内蔵アンテナ使用時は取付場所・取付方法によっては受信できない場合があります。
標準装備品:
本体&架台、電源コード:DC07(2P-2m)、
振動子:TD320(600W・7P-8m)TD340 (1kW・5P-12m)/TD361(2kW・5P-15m)/TD380(3kW・5P-15m)
アンテナ:(GPS外付仕様のみ)GP-17H(ケーブル長:10m)、ハードカバー:CV08
対応オプション(別売)
水温センサー | スルーハルタイプ | TC02CS(15m)+TCK01 |
トランサムタイプ | TC01C(6m)、TC01G(3m)、TC02ES(15m)+TCT01、 TC03-05(5m)、TC03-10(10m) |
|
リモコン | CR04(4m) | |
DVIケーブル | ○ | |
8.4型SVGA液晶モニター M-084SV | ○ | |
10.4型SVGA液晶モニター M-104SV | ○ | |
12.1型液晶モニター M-121SV | ○ | |
GPSアンテナ | GP-17H(10m) | |
ヘディングセンサー内蔵GPSアンテナ | GP-17HD(10m) | |
ヘディングセンサー | HD03(10m) | |
NMEA分岐ボックス | XB-300H(2m) | |
HDX-12S/12C専用マルチスキャンボックス | HE-773BB(クリックで紹介ページへ移動) |