展示応援を考える（インターフェックスジャパン）

2020.11.01

マーケッターKOUKI

正式決定ではありませんが、取引先様から急遽展示会に出展出来そうだから、応援をお願いしますと連絡がありました。
今日は、販売推進担当としてのお話です。
イベント、見本市、展示会の担当者になった方に少しでもヒントになれば幸いです。

■インターフェックスジャパンとは

インターフェックスジャパンは、医薬品・化粧品製造展、医薬品原料展、バイオ医薬EXPO、医薬品研究開発展などの総合イベントで、幕張メッセで2020年11月25日～11月27日開催されます。
https://www.interphex.jp/ja-jp.html

イベント出展を行うかどうかは、本来は前年度に見に行って自社商品をどう見せたら良いか？などを考えて出展すると良いのですが、今回はホームページから読み取るしかありません。

当社は、「超音波」というキーになる技術を展開していますので、競合商品にどんなものがあるか調べて、市場をだいたい推測することにしました。
出展社情報の検索に「超音波」と入れて検索した所、以下のような製品がヒットしました。

・超音波ホモジナイザー
・超音波流量計
・超音波ドライクリーナー
・超音波気泡検知（エアーリーク）
・超音波チューブシール
・超音波フードカッター
・超音波消泡装置

超音波ホモジナイザーに関しては、乳化などを行う装置ですが、当社は小型のホビー用超音波カッターしかなく、グループ会社の本多電子で、超音波溶着器を改造し、ホーンを伸ばした特注対応するぐらいしかやっていません。
→　簡易ホモジナイザーが出来れば市場があるのか？
　　→超音波カッター＋溶着棒２mmの先端で乳化出来るかテストしてみよう。

超音波流量計は、本多電子で販売していますが、当社では販売のノウハウが無いので、展示するのであれば、応援を出してもらう必要があります。
　当社ページでも紹介をしています。
　https://echotech.co.jp/products/2510/

超音波ドライクリーナーは、やっていませんがドライではない普通の超音波洗浄器は販売しています。
化粧品や医薬品の製造工場では、生産設備を毎回ばらして洗浄するのに超音波洗浄器を利用して頂いている事例があります。
また、病院などの器具洗浄にも利用されているので、卓上型超音波洗浄器だけでも展示しておくのは、有効ではないか？と感じます。

超音波気泡検出は、以前やったことがありますが、うまく行きませんでした。

超音波チューブシールや、超音波フードカッターは、切断、溶着を行う市場がある可能性がありますので、超音波カッターを提案して見るのも面白いかも知れません。

動いている営業担当者に確認して見る

だいたい、同じような技術を使っている製品から市場を推測した段階で、現場に行っている営業担当者に確認を取ります。
当社では、営業支援ソフトに日報が入力されていますので、展示会に書かれているキーワードでひっかかるものが無いか確認をします

ひっかかれば、その営業担当者に電話をかけて「〇〇さんの意見が聞きたいのですが」と相談をすることで、自分ならこういった商品を展示した方がいいと思うよとアドバイスをもらう事が出来ます。

自分の事例も含め、以下３つを代理店様に対して提案することにしました。

・超音波霧化器（実験動物のアンモニア消臭、吸引暴露毒性試験用霧化器）
・超音波カッター（試作、加工などの提案）
・卓上型超音波洗浄器（実験器具、生産設備の分解洗浄）

展示方法を確認する

今回、小間の広さを聞くと１小間（３m×３m）ほどあるかもということで、そこそこ展示できる可能性が出てきました。
小間の場所や位置によってレイアウトは変わりますが、先方が機械を並べやすいように以下の資料を送ってあげました。

・各機種の寸法、電気容量
・展示例（イラスト、過去の展示写真、過去の展示図面）
※ストックスペースを提案しておいた方がよいです。

自社で行う場合は、長年使っている装飾会社様があるので、そこにだいたいのポンチ絵をかけば図面にしてもらえますが、ライト、電気コンセント位置なども含め、先方に担当者がいないようであれば、フォローをする可能性が出てきます。
※1ヶ月無いですから（笑）

カタログはどうするのか？

先方に送った資料の中に、配布物をどうするのかを記載したものを送りました。
展示会に合わせたカタログはあとで捨てる事になるかもしれませんが、来場者にとってみれば、情報を知りたいわけですから、なるべく有効だと思ってもらえるものが好ましいと思います。

タイプＡ：商品がいっぱい並んで、〇〇円！と書いてあるようなちらし
タイプＢ：機器と仕様と特徴を入れたダイジェストちらし→あとで厚いカタログ送りますやWEB紹介。
タイプC：技術資料っぽいちらし（作成は大変ですが、これが一番良いと思います）

作成しなくて良ければ、自社カタログにこんなものがありますと種類を記載しておきました。

おおまかなスケジュール表

余計なお世話かもしれませんでしたが、自分がいつまでに何を行う必要があるのか？というのを確認したかったので、スケジュール表を作成し、一緒に送付しました。

11月2日（月）に機械決定
11月10日（火）にはカタログ手配
11月18日（水）までにはデモ機チェックを行う
11月19日（木）カタログ入手、パネル入手
11月20日（金）JIT-BOXにて発送
11月24日（火）設営

※SNSなどでいつどこでPRするかなども記入

ざっくりですが、急にイベント、展示会、見本市に出る事になって、どうしよう！と悩んでいる方に大枠でこんなことを考えておくといいですよということを今日はブログにしてみました。

本当に行くのであれば、カタログ作成が間に合うかな・・・。

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　超音波技術で「独占市場」を仕掛け中！常に変化を考える、あなたの販売推進担当　超音波と魚探のUS-DOLPHIN店長　KOUKI　ことエコーテック三浦宏樹が、情報提供させて頂きました。

　当社は、愛知県豊橋市にある1956年創業の超音波技術を用いた機器を製造するメーカー　本多電子(株)内にある企業です。新規市場創造を行なう企業として1999年10月に設立されました。何か問題や改善を検討中の方で、「超音波でこんな事出来ない？」と思いついたら、気軽にご相談下さい。
　超音波を用いた製品に関しては、直営の超音波と魚探のUS-DOLPHIN楽天市場店で販売をしておりますので、ご利用下さい。

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