社内ローリングプラン発表もコロナ禍で変化

今日は土曜日出勤日を利用して、全体会議がおこなわれています。
コロナ禍ということで、ZOOMなどを使って発表場所と発表を聞く中継場所、さらに個人PCなどを利用した形で運営をしています。

昨年まで全体で集まっていたことを考えると、強制的にこういう実験が出来るというのは非常に進歩だと感じます。
距離という制約がだんだん無くなっていく流れを感じますが、今後は視覚、聴覚以外の感覚を刺激するような技術が発展していくのではないかとワクワクします。
そんな技術のコア技術に超音波が利用されるようにアイディアを考えて行きたいですね。

10年前になりますが、50周年で超音波の紹介本を作成しています。
アイディアのネタとして興味のある方はこちらをご覧ください。超音波ハンドブック

超音波霧化器の発展性[視覚+触覚+嗅覚]

霧をつくる技術を使った場合、どんなシーンが考えられるだろうか？

霧を使うとしたら、霧の中にいる映像に合わせて空間に霧を出す事が出来れば、臨場感があると思います。
霧は、蒸発する時に気化熱を奪うのでひんやりします。
イベントなどでブースで霧化を出していると寒く感じる事がありますが、こういう体感をさせるには良い演出ではないかと思います。
さらに、そこにニオイを入れる事で、嗅覚にも作用します。

お化け屋敷などはちょっとかび臭いニオイをすることで臨場感があると思いますし、病院のような場所を演出したい時は、次亜塩素酸除菌水などを噴霧するというのも効果があるのではないかと思います。

自宅でホラー映画を見る時に、超音波霧化器と何かを連動しておくと機械が動いて霧＋加湿＋ニオイが出て臨場感があるというのは面白いのかもしれませんね。

イベント業界の方、超音波霧化器を検討してみませんか？

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚に関係しそうな超音波は？

色々考えられますが、私が面白そうだなぁと感じるのは超音波抽出装置。
超音波による浸透作用を利用して、抽出を行うという方法です。
様々な食品などを抽出することで、漢方などで使う植物の薬効成分、出汁の抽出など味覚の部分に訴える何か良い製品が出来るのではないかと感じます。

現在、産業機器事業部のカタログから超音波抽出装置は抜かれていますが、特機事業部で特注的に行っていますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。
ん？抽出を請け負う会社とかも面白そうだなぁ・・・。
ビジネスモデルはこんな感じかな。

抽出請負を行う(時間や量で請求)
↓
成分分析(出来た抽出成分の評価：どこかの大学と行う？)
↓
抽出した溶液の商品化アドバイス
↓
販路開拓

農業で廃棄しなければいけないようなものを使って抽出して濃縮することで違う商品が出来ないだろうか？
外来種などで処分に困っているものを回収して商品化出来ないだろうか？
抽出を行うことでこれらが解消できるとなると面白い商売が出来るのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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