メニュー

懐かしい超音波霧化器 ぷちれすと 時代

超音波と魚探のUS-DOLPHIN三浦です。
今日は、金曜日。1箇所でも掃除をして片付けをするように心がけています。
出てきたのは、超音波霧化器ぷちれすと UD-200 スケルトンピンク。

超音波霧化器スケルトンピンク

2001年8月。超音波加湿器と市場をわけたくて、超音波霧化器という名前で豊橋の経済記者クラブで新聞発表しました。
今では、当社が言い出してから、超音波霧化器という名前をつけるところが多くなっていますが、加湿目的がメインの機械ではなく、液剤に効果効能があるものを微粒化して、空間に出すということから、名付けをしたのですが、加湿器と混同してつける所が多く、非常に残念に思います。

当初”ぷちれすと”という名前をつけたように、最初は、香りの市場と除菌市場を狙っていました。これは、当社が超音波美容器を販売していたからです。しかし途中、次亜塩素酸水というものを入れるお客様が採用し、機械が壊れだします。

うちの液剤は大丈夫だから・・・という事でお問合せが来て機械を納品しますが、結果、早い液剤は3ヶ月で機械が故障します。
毎日、販売したものが、ブーメランのようにかえってくるわけです。
修理も自分で行っていたので、売るのが怖くなり、気が狂いそうでした。

新しく出来上がった液剤なので、材料メーカーが出す試験データは、まったく意味がありません。破損する様々な部品の素材を色々変えてフィールドで改良し、特には形状を変更して、最終的には2年がかりで次亜塩素酸濃度50ppm以下対応の機械を世の中で初めて作り出しました。

※現在発売中のUD-200IV(4)

次亜塩素酸濃度50ppm対応です。新発売!【送料込】感染対策 超音波霧化器UD-200IV(4)
 

私は、霧化については、自分が設計担当の頃から関わっています。1993年から気がつけば20年が経過してしまいました。元々は古くからある技術ですから、現在も、中国など海外でつくらせたものもたくさん入ってきています。
販売している人の多くは、以前、年間100万台以上あった超音波加湿器市場が、ある事をきっかけに1年で1/10以下まで販売台数が落ちた事を知らない方が多く、大変危惧しています。

なぜ、除菌効果のある液剤を入れる機械を登場させたのか?
ただ、安いからといって、これなら売れると安易に市場参入しているのは大変危険だと感じる今日この頃です。

また、液剤メーカーも大きく変わってきました。
新型インフルエンザ以降、様々な液剤メーカーが登場してきています。
水をつくる機械さえ購入すれば、液剤メーカーとなって勝負が出来ます。しかし、何年も市場をつくってきた会社とデータや経験の差が歴然です。水を売っていればいいという市場ではありません。
しっかりしている液剤メーカーは、導入時にきちんと説明をしています。ただ、安さでだけで勝負し、他社のデータを持ってきて同じ製法だからといって販売をしている業者から購入しているユーザーはたまったものではありません。
出来れば、老舗のデータを持っている液剤メーカーの傘下に入って動くほうが得策だと感じます。

現実、納入した際の指導や勉強会などをきちんと行わないメーカーを採用し、せっかく導入しても感染が広がった事例を業界内ではよく耳にします。ノロウイルスは、最悪、嘔吐により、気道がつまり死亡します。
人の命を守るための社会性にはすばらしいツールを販売しているという自覚が無ければ、商材を扱うのはどうかと最近よく思います。

展示会用で製作したスケルトンタイプ(当時はiMacが流行っていて、スケルトンが少しブームだった)の機械を、今のバージョンに手直しする為、あちこち部品を変えていたら、懐かしく感じました。形は見た目同じですが、中身は結構変わっています。
一部のパーツは、見当たらず、手作りしました(笑)

そうそう、びっくりしたのは、基板にプログラムの再書き込みする為のコネクターが無く、少し大きかったという事。
ワンタイムだったっけ?昔、そういえばそうだったなぁなんて思いました。

今週は、3社、新しい液剤名を耳にしました。ほとんと液剤・機械の製造元はお付き合いがある会社様でしたので、当社の超音波霧化器に対しては問題がなさそうで安心しました。
自社で展開するのは、非常に大変です。先日、お会いした液剤メーカーの社長も黒字化するのに3年かかったといいます。
私も、これだけ色々な液剤メーカー様から依頼される講演会や展示会のフォローと超音波カッターのフォローがあり、昔のように、出かけていって1から教えるという時間がとれなくなってきています。
ただ、昔は、先生なんかいないので、自分でまずやってみて、何度も失敗して事例を積み重ねていたんですが、なかなかそういう心意気のある液剤メーカーは少なくなった気がします。でも、そういう会社ほど、フォローしてあげたいと思うのは、営業として失格かもしれませんね。(営業ではなく、いつも販売推進担当と思っていますが)

さて、来週は、東京ビックサイトでホテルレストランショーが開催されます。
私は、20日(木曜日)、21日(金曜日)に次亜塩素酸水CELAを販売しているマッキンリーさんのブースの説明員として参加をします。ブース番号は、2K-17です。20日のお昼頃には、会場につけると思いますので、ご来場の方は、ぜひお立ち寄り下さい。

時間的には、関連会社 本多電子ブース(3-Y14)にいるかもしれません。

投稿者プロフィール

三浦宏樹
三浦宏樹
エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます!
ユーザー名 ※8文字以上16文字以内

半角英数
パスワード ※8文字以上

半角英数
お問い合わせはこちらから