備忘録・・・フランス パリ出張1
超音波技術で「独占市場」を仕掛け中!超音波で御社製品を差別化しませんか?
常に変化を考える、あなたの販売推進担当 超音波と魚探のUS-DOLPHIN店長 エコーテックKOUKIです。
さて、年末なので机の片付けをしながら、7月に行って来たフランス(パリ)開催の持ちかえりグッズをいい加減、処分しないと・・・と思ったので、ブログ掲載を後回しにしていましたが、きちんと書くことにしました。
超音波カッターの海外展開。
元々は、親会社の海外事業部のフォローのつもりで動きました。キリカというキャラクターコンテンツ及びフィギュアもあったので、アニメを世界に展開する国策であるクールジャパンに乗っかりたいという思いもありました。
モノづくりを応援する超音波カッターの妖精キリカのカラーレジンフィギュアキリカキャラグミンフィギュア
ただ、「言いだしっぺが行くしかないら?」と半ば無理やりに話が進み、英語やフランス語のユーチューブ講座を聞く毎日でしたが、まったく頭に入りません。NHKのフランス語講座の本も買って、テレビも録画してみましたが、時間は近づくばかりでした。
さて、前日の7月4日は、念のため、蒲田駅近くのホテルに宿泊しました。
7月5日 10:35フライトだったので、8:00には空港カウンターに行こうと朝早くから、旅行カバンをゴロゴロ転がしながら蒲田駅の空港行きバス乗り場に向かいます。
20年以上ぶりの海外。かたくなに仕事での出張はいかないと逃げてきましたが、今回ばかりはどうしようも無い。
まぁ、設計のZ君もいるし、仕方がない・・・。とあきらめモード。
意外に乗る人が多くてびっくり。早めにバス停(前から2番目)だったので無事に座れたので良かった。
バスに乗り空港到着。
多少、うろうろしましたが、特にやることもなく、朝ごはんを食べ、びびりな二人は、さっさとゲートをくぐり出国審査。
待ち時間はスマホで時間つぶしをしながら飛行機へ。
慣れている人は、さすがだなぁと思いますが、自分の座る周辺のセッティングをしてささっと寝てます。
私はあっちこっち画面触っていました。
フランスまでは、こんな感じ。
うーーん遠い。
初長距離フライトで寝る事もできず、映画を何本かみて時間をつぶします。トイレ近くだったので、あきると後ろにいって体操しながら過ごしました。やっぱり食事は楽しみのひとつですね~。
ただ、色々なサイトを見ていって良かったなぁと思ったのは、機内に持ち込んだ防寒具とスリッパ。
意外に飛行機内は寒かったのでジャンバー来ていって正解でした。
さてさて、無情にもフランスに、現地時間の16:10到着。時差があるので7時間戻ります。
携帯電話は、設定で自動的にダウンロードとかしないように変更しておきます。基本、ワイファイのみ。
日本時間では、23時。本当なら眠い状態ですが、てんぱっているので眠気すらありませんでした。
すぐに、予想通り1発目のアクシデント・・・。
■入国ゲート
Z君が先でした。
すぐに言語が通じないようで「???」の文字が頭に出ているのがわかります。
こちらを何度か振り返り困った顔をしていたら、担当官に自分が呼ばれました。
担当官 「*******?」
私 「???????」
<沈黙・・・>
担当官 「イングリッシュ?」
私 「NO」それも自信をもって大きな声で。
いやー、予習もしたし、本も読みましたが、わからないものはわからない。
知らない単語・・・。
二人でこの事かな・・・などとパラパラとクリアファイルを見ていると、ジェスチャーで「それをよこせ」という態度をとりながら何か言ってます。。
まぁ、人間の思う事なんて万国共通です。雰囲気で通じるのはすごいなぁと感心してしまいます。(その時は必死ですが)
クリアファイルには、行きと帰りの航空券のコピー、ホテルの予約表、展示会場までの行き方、展示会の案内などがファイルしてあります。
むっとした顔で、いったりきたりファイルを見て、バンバンとZ君のパスポートにハンコを押してくれました。
何かブツブツ行っていたので、(英語もフランス語もわからないのにくるのか)などど思っているような雰囲気を醸し出していました。
で、私にもパスポートをよこせというジャスチャーで手を出すので、渡したら何も言わず、バンバンと押してくれました。
なんとか、関門突破。
■敵は追従の手を休みません。2発目のアクシデント・・・(敵って誰?)
かなりの時間、入国審査でひっかかっていた事もあり、外に出たら同じ便で乗ってきた展示会フォロー会社の日本人はいない・・・。
そういえば、羽田で、パリのほうにホテルとったとか行ってたしなぁ・・・。(笑顔で)
ホテルまでどうやって行けばいいのかわからない。
まぁ、現地で聞けばいいと思ったのが運のつき。
だいたい、英語が話せない二人。ここから、空港をさまよう旅が始まります。
ドキドキで、どっちに行けばいいかわからない、無料バス乗り場探しの旅が始まります。
■3発目のアクシデント・・・
ホテルまでは、無料のバスがあるのは知っていました。
まぁ、バス乗り場まで行けばなんとかなるだろう。。。。と。
会話が出来ないので、看板便りにすすみます。(日本時間で言えば夜中・・・てんぱってます)
あとで思えば、この矢印の下を進みなさいということがわかるのですが、いっぱいいっぱいなので、日本の感覚で、↑は前に、↓は、後ろ方向にというイメージがあるので、矢印と逆方向に歩き出します。
ここはさっき通ったよね・・・などと言いながら、シャルル・ド・ゴール空港の第2ターミナルを意味もなく、たぶん1時間半ぐらいぐるぐる回りました。
途中、何かのイベント?でカウンターがあったのでそこにいた女性に無料バス停を聞こうと
「イングリッシュ?」と聞いたら、「ノー」と言われ、仕方なくまたトボトボと・・・。
タクシーは、なんだか知らないところに連れて行かれそうだし・・・。
日本で言えば0:30です。このままでは、どうしようも無い。
ということで開き直り、英語がわからないなりに聞けばなんとか理解してくれるだろう?とインフォメーションに行き
「ウェアー フリー メルキューレホテル バスステーション?」
どこ=Where という単語だけ頭につければなんとかなるかと。
(くどいようですが、かなり必死です)
たしかこんな感じで聞いたのですが、この紙で説明してくれました。
いま、ここ。バス乗り場はここ。と言っていたような気がします。
なんとなくわかった気になったので、御礼を言って、丸で囲んでもらった中央を目指します。
ただ、S?5?はなんだろう・・・。
まぁ、行けばなんとかなる!と思って進みます。
場所に行くと、下へ降りるエスカレーターがあるので、おりて見ました。
おりたら、電車が・・・。
この電車は何???
きっとやばい所に行くに違いない!と思い、階段を上ります。
だいたい、上に上がるエスカレーター、何でないんだ!!と思いながら旅行カバンを運びます。
次の日、海外担当のK君が来て教えてもらうのですが、この電車は、ターミナルをつなぐ無料電車。
実は、ターミナル1とターミナル3の間の駐車場用の駅から、Mercureホテルへ歩いていけます。このもらった紙にも書いてありますが、その時はまったく気がつかず、Sなのか5なのか、ないじゃん!と途方にくれます。
下に無いなら、上だろう?と階段をあがっていくと、ありましたーーーーーーーーー!ホテルへ行くバス停らしきものが。
ただ、どういうシステム???
ホテルへ電話するの?待っていればくるの?
日本のように、来てくれる時間が書いてあるわけではありません。
困った・・・。
目の前にいた、日本人らしき人に声をかけて見ました。
私 「日本人ですか?」
女性 「そうです」
私 「Mercureホテルのマークがあるのですが、無料バス停はここでいいですか?」
女性 「わからないので、ツアーコンダクターに聞いてください。あの黒い服を着た綺麗な方です」
ほー、ツアコンの人がいるのか。
私 「ありがとうございます」
列の前に行き、
私「すいません、Mercureホテルのマークがあるのですが、無料バス停はここでいいですか?」
ツアコンの方「そうですよ。同じホテルですね。さっきホテルに送迎の電話しましたので少ししたら来ると思います」
私「ありがとうございます。」
正直、女神かと思いました。
ここまでにすでに到着2時間が経過。現地時間18時頃、日本時間で言えばAM1時です。かなりハイテンション。
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
なんだか、ツアコンの方が電話してます。
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
なんだか、さらにツアコンの方が交渉してます。
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
やっときました。ここまでにさらに1時間経過。
でも、団体さん全員なので乗れない。
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
・・・・ ぶーん・・・・ 違うホテル・・・
私「 長いですね・・・」
団体の男性 「そうですねぇ・・・」
と話が持たないので、名刺交換してみました。
聞けば、同じ展示会に出る京都芸術大学の先生。超音波カッターは、芸術系やデザイン系の大学で利用していただいているので、事例などを話しながら場を持たせました。
でも、学生経験でこうした展示会に自分の作品を出せるなんて幸せだなぁと感じます。
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そこから30分ほど経過したら、やっと来ました。
全員乗れたので、助かった・・・。ここで置き去りにしたらどうなる事かと。
空港から、10分か15分でホテルに到着しました。
■チェックイン
チェックインカウンターに行きます。
もちろん英語で。。。。
たしか、トラベル用の本を見せながら、バウチャー(ホテルの予約表)を見せてチェックインしたと思います。
何か色々説明してくれていますが、わかったのかわからないかのような感じで返事をしていたら、
ホテルの人 「シティータックス・・・・」
とのこと。ホテル税ですね。
ホテル税があるのは知っていましたが、シティタックスという言葉でくるとは思っていなかったのですが、何かの税金だろうと固まっていると、ホテルの人が、こいつら、わかっていなようだと理解してくれたようで、紙に、15.**ユーロと書いてくれました。
はじめて、税金を払うと理解できたので、お金を支払います。
鍵をもらい、やれやれ。部屋に入る事が出来ました。
おお!すごいホテル!
Z君とじゃぁ、明日とわかれたのがたしか19時を過ぎていたと思います。(日本時間AM2時)
部屋に入り、荷物を開いて・・・。
(そういえば朝ごはんはどこで食べるのだろうか?)
不安なので、Z君の部屋をノックして
私「朝ごはんってどこで食べるのか聞きに行かない?」
と誘い(1人では無理ですよねぇ)、翻訳サイトで訳した朝ごはんの場所を教えて下さいと見せたらホテルの方がやさしく答えてくれました。
ホテルの方「?????????????????」
ふっ・・・・ わからん
でも、さすがですね。ホテルの方は、一発で伝わっていない事に気がつき、朝食の部屋まで誘導してくれました。
お礼を言って、朝ごはんをこれで確保!と喜びながら、部屋に戻りました。
(明日、朝食でも困った事が発生するとはこの時、思いもしませんでした。)
サマータイムで、外は明るいので変な感じ。
でも、日本時間ではAM2時をまわっています。部屋でシャワーをあびて日本から持ってきた、保存食のおにぎりを食べた頃には、現地時間20時(日本時間AM3時)を過ぎていました。この日はなんとか終了。
英語が話せなくても、ジャパンエキスポは大丈夫ですよ。という展示会サポート会社の声をまともに聞いた自分が馬鹿だった。これは罰ゲームだなと思いながら、夢の中に・・・。
おかげで、時差というものはまったく感じないままフランスを過ごす事が出来ました。
ちなみに画像が色々残っていますが、帰りにとったものです。
当日は、パニックしていましたので、何も写真が残っていないです^_^;
「備忘録・・・フランス パリ出張2に続く」
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投稿者プロフィール
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エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
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