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tan7°=ac/bc=ac/10m

たんじぇんとってどうだっけ?

 超音波で御社製品を差別化しませんか?超音波技術で「独占市場」を仕掛け中!常に変化を考える、あなたの販売推進担当 超音波と魚探のUS-DOLPHIN店長 KOUKI ことエコーテック三浦宏樹です。

 今朝、1番に、超音波空中レベル計 HD-350A のお問合せを頂きました。どうやら、親会社(本多電子)のお客様がホームページを見て当社に電話をかけてきたようです。掛け直してもらうより、一旦質問を受けて担当部署から回答した方が良いと考え、話を聞きました。

お客様「オープンスペースで、2台を並べて使いたいが、どのぐらい離せば良い?」

超音波空中レベル計 HD-350Aのカタログを見ると14°と記載があります。そういえば、これって半減全角だっけ?と記憶があやふやになり、一旦電話を切って確認することに。

 半減とは、音を拾いながら中心から離れていって半分になる角度をいいます。よく-6dBと記載があります。

 確認すると、半減全角であっていました。

 えーっと、tan(タンジェント)の公式ってどうだっけ?計測の頃は計算を良くしていたので公式がパッとでますが、久しぶりだとなかなか出てきません。最終的にはネットで検索しました。

 tan7°=ac/bc 
     =ac/10m
 ※tan7°= 0.12278
     ac =10*0.12278
           =1.2278m

振動子から10mの位置では半径1.23mの円が半減全角のエリアとなります。干渉を考えれば、5m程度離せばいいのではないか?との事です。

騒いでいたら、エクセルで計算してくれるフォーマットをくれました。

空中レベル計計算
空中レベル計 指向角計算表

 

 さらに、超音波空中レベル計 HD-350A では2台を近くに設置しても、干渉しないようなソフトが入っているとのこと。ただ、条件によっては、干渉してしまう事があるため、実際の設置は、2つのセンサーの距離はある程度必要とのことでした。

 また今回は、オープンスペース。実際、川や海や湖などの水面を測定する場合、波や風の影響などをうけてしまいます。スペックの測定距離(水)は、10mとなっていますが、外では実際5m程度が実力値。高さ5mですと音が広がるエリアが狭くなりますので、2つのセンサーの距離は、5m離せばよほど大丈夫だろうとの見解でした。

久しぶりに頭の体操になりました。こうしたブログを書くネタにもなったので、問合せにも感謝です。ありがとうございました。

今回、ご紹介した空中レベル計 HD-350ですが、当店直営店 超音波と魚探のUS-DOLPHIN 楽天市場店でも購入が可能です。

  空中レベル計 HD-350-A
  空中レベル計 HD-350-B

 

投稿者プロフィール

三浦宏樹
三浦宏樹
エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます!
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