《販売中》
超音波霧化ユニット(加湿・微粒化)
JMUシリーズ
この商品は、当社が販売する超音波霧化器JMシリーズの霧化ユニット部分です。
大学・研究機関などの実験・機器組込用として、ご利用下さい。
JMU・・・シリーズ名(JMシリーズのユニット)
■周波数
24:中心周波数 2.4MHz
30:中心周波数 3.0MHz
■構造
A:真上タイプ
■素材(主に表面処理方法)
0:樹脂コーティング(次亜塩素酸除菌水対応 50ppm/弱酸性~中性)
■Ver.(基板や付属品などの改定番号)
1:2021年09月発売
※霧化ユニットカタログPDF JMU-24A01/JMU-30A01カタログ
超音波霧化ユニット販売に関して(加湿・微粒化)
本多電子グループの超音波霧化ユニットは、「超音波霧化技術を使って空間に虹を出したい!」というロマン(レインボープロジェクト)からスタートしています。
水を微粒化し空間に噴霧するため、自社開発の超音波霧化装置組込用として開発されたユニットが超音波霧化ユニットになります。
特注装置を依頼される企業や、大学の研究部門から、霧を作り出す微粒化ユニットだけを販売して欲しいと要望があり、H10年(1998年)8月1日にユニットだけの外販を開始しました。
1個から購入でき、試作・実験が出来る為、長年、各方面でご利用頂いています。
しかし電子部品の統廃合や入手状況の悪化、市場の減少など様々な要因により、現在販売しているHMCシリーズを製造していく事が難しくなりました。
撤退も検討されましたが、グループ会社である当社(エコーテック)が販売している超音波霧化器JMシリーズと共通化することで、超音波霧化ユニットの販売を継続していきます。
■HMCシリーズとの違い
・電流値が下がります。
・霧化能力が減少します。
・発振回路部品がチップ化になりました
・取り付けネジが、M3,M4対応からM3のみとなります。
・振動子斜めタイプが無くなります。
尚、本製品は本多電子では販売しない為、当社からの直接販売のみとなります。
超音波霧化ユニットとは
超音波霧化ユニットとは、液体に高周波の超音波を与えることで、水の分子が加速し水柱が立ち上がります。水柱の先端付近で耐え切れなくなった液体が微粒化し霧状になります。この現象を利用して、液体を微粒化する装置に組み込むことを想定した超音波振動子と振動子を駆動する発振器をセットした商品です。
※霧が出来る瞬間の写真は、本多電子サイト内をご覧下さい。
超音波ハンドブック 加湿・薬液噴霧
※霧を発生させる超音波霧化器をお求めの方はこちら
■超音波霧化ユニット JMU-24A01構成品
・超音波振動子+パッキン+振動子おさえ(写真左側)
・発振基板(写真中央前)
・2.4MHzホーン(写真中央後)
・電源コード(赤黒)、フロート用コード(青青)(写真右側)
超音波霧化ユニット 2.4MHz/3.0MHz
本製品は、当社が販売する超音波霧化器JMシリーズの霧化ユニットを販売しています。
今回、ユニット販売をするにあたり、特注対応していた3.0MHzをラインナップに入れました。
霧化粒子径を測定した結果、従来品(2.4MHz)よりも細かい粒が出ている事が下記グラフからわかります。
※本多電子が販売を行っていた、HMシリーズ(HM1630/HM2412/HM2412C)、HMCシリーズ(HM-2400/HM-2401)とは類似性はありますが、霧化量が少ないため互換性はありません。
従来品(HM-2400/HM-2401)をご利用のお客様は、2022年8月31日が最終注文日となっていますので、最終ロットのご手配をお願い致します。
※超音波霧化器JMシリーズの変更に伴い、仕様・外観が予告なく変更する可能性があります。
※当社超音波霧化器JM-200ケースに入れ、ユニットを変えた時の、粒子径をプロットしたグラフになります。詳細の測定データに関しては外部提供しておりませんが、周波数により粒子径が変わる事がこのグラフからわかります。
2.4MHz 品番:JMU-24A01
上代:税別 14,800円(税込 16,280円)
公称発振周波数:2.4MHz
電源入力:DC24V
消費電力:12VA
霧化能力(参考値)(※1):
・約80ml/h(通常時)
・約250ml/h(ホーン取付時)
(※1)
霧化能力は参考値であって、当社が保証するものではありません。
本製品は個体差があり、霧化能力が均一ではございません。
お使いの水槽形状、液剤の種類、液剤の使用液温によって霧化能力が増減します。
霧化能力は必ずお客様側でご確認下さい。
適正水位:
・振動子ー水面間 36mm±5mm(通常時)
・振動子-水面間 43mm±5mm(ホーン取付時)
中心霧化粒子径:3μm以下
使用温度範囲(※2):5℃~35℃(結露しないこと)
(※2)
使用温度範囲は、性能を保証するものではありません。
液剤を凍結させると振動子が空焚になったり、氷が振動子を押し割り破損します。
回路冷却方式:強制冷却
寸法:基板・放熱板:幅38mm×奥行30mm×高さ36±3mm
構成品:
・発振回路基板(質量:約10g)
・JMU-24A01振動子ASSY(質量:約9g)
・電源束線(質量:約3g)
・フロートスイッチ束線(質量:約3g)
・ホーン(質量:約2g)
※振動子面は水平になっており、真上に水柱が立ち上がります。
★JMU-24A01 取扱説明書PDFJMU24A01_202311版取説
★2022/12/22現在、RoHs2指令に対応しておりません
※2023/06/29 PFAS規制について質問がありましたので回答します。
パッキンの材質がフッ素ゴムの為、規制に該当します。
※HMCシリーズ振動子中継束線15cmで延長(1本のみ)出来ます。
3.0MHz 品番:JMU-30A01
上代:税別 16,800円(税込 18,480円)
公称発振周波数:3.0MHz
電源入力:DC24V
消費電力:14VA
霧化能力(参考値)(※1):
・約60ml/h(通常時)
・約220ml/h(ホーン取付時)
(※1)
霧化能力は参考値であって、当社が保証するものではありません。
本製品は個体差があり、霧化能力が均一ではございません。
お使いの水槽形状、液剤の種類、液剤の使用液温によって霧化能力が増減します。
霧化能力は必ずお客様側でご確認下さい。
適正水位:
・振動子ー水面間 44mm±5mm(通常時)
・振動子-水面間 42mm±5mm(ホーン取付時)
中心霧化粒子径:2.8μm以下
使用温度範囲(※2):5℃~35℃(結露しないこと)
(※2)
使用温度範囲は、性能を保証するものではありません。
液剤を凍結させると振動子が空焚になったり、氷が振動子を押し割り破損します。
回路冷却方式:強制冷却
寸法:基板・放熱板:幅38mm×奥行30mm×高さ36±3mm
構成品:
・発振回路基板(質量:約10g)
・JMU-30A01振動子ASSY(質量:約9g)
・電源束線(質量:約3g)
・フロートスイッチ束線(質量:約3g)
・ホーン(質量:約2g)
※振動子面は水平になっており、真上に水柱が立ち上がります。
★JMU-30A01 取扱説明書PDF JMU30A01_202311取説
★2022/12/22現在、RoHs2指令に対応しておりません
※2023/06/29 PFAS規制について質問がありましたので回答します。
パッキンの材質がフッ素ゴムの為、規制に該当します。
※振動子束線が30cmあるため、HMCシリーズ振動子中継束線15cmは使えません。
■振動子の取り付け方法動画
超音波霧化ユニットJMUシリーズ供給体制
自社の製造能力に限りがあり、数千枚/月を超えるロットには対応出来ません。
条件があえば、超音波霧化器、超音波加湿器、超音波噴霧器など液剤を霧にする事を目的とした競合製品を製造している企業様にも供給をしております。
2021年9月 量産試作品テスト販売
2021年12月 量産開始
※多少は在庫を保有していますが、素子の材料が無い場合は、納期4.5ヶ月かかります。
現在、電子部品入手困難なため半年以上かかる場合もございます。
早めにご手配下さい。
※旧モデル HM-1630/HM-2412/HM-2412C/HMC-2400/HMC-2401のアフターパーツは多少ですが保有しております。
実験でユニット変更出来ない方などは、保守パーツが残っていれば供給可能ですので、お問い合わせ下さい。
超音波霧化ユニットJMUシリーズ販売体制
長年、グループ会社 本多電子(株)産業機器事業部が窓口になっていましたが、超音波霧化器JMシリーズを展開している当社に窓口を一本化します。
本多電子の商流では取り扱いをしない為、当社及び当社取引先経由での供給となります。
当社では入金確認後発送又は代引きでの出荷のみとなっており、掛け売りを行っていません。
掛け売りを希望される方は、下記商社までご相談下さい。
■下記、買い物かごから購入可能です。
■基板放熱用DCファン 60mm×60mm
霧化実験をするためのセットについて
霧化ユニットを使って霧化実験をするためのACアダプタ―やフロートスイッチなどをセットし、水槽をご用意頂ければすぐに実験出来るようにしたセット品です。
<セット内容>
品名:霧化実験セット
型式:JMOP-02
・超音波霧化器JM-200用ACアダプタ―×1 (24V 0.75A MAX18W)
・実験セット用端子台×1
・フロートスイッチ×1
・DCファン×1(基板空冷用)
(※2024/3/8 ファン変更のお知らせ)
・実験するための接続説明書
※電源コードは、日本国内用となっています。
※霧化ユニットは別売りとなっています。(HMC-2400/2401、JMU-24A01/30A01に利用可能)
水槽の特注対応に関して
購入希望の方は、直営ショップまたは、「UD230用水槽の見積もり希望」と記載の上、お問い合わせください。(アフターパーツですので、通常販売品ではありませんので、代理店仕切りが設定しておりません。あらかじめご理解ください)
品名:霧化実験水槽
型式:JMOP-03 jmop03_図面
■付属品
・振動子カバー ×2個
・霧化槽振動子穴カバー×2個
・振動子パッキン×2個
・フロートスイッチASSY×1個
・ラブコック1/4×1個(取付済みで出荷)※2024/7/26
UD230水槽のアフター在庫終了しましたので販売終了を予定していました。
しかし、定期的に様々な大学からご注文があるため、少量で成型し販売を継続します。
価格上昇のため、ラブコック取付用の後加工をやめ、ラブコック無しでご提供致します。
振動子ASSY単品・発振基板単品で販売しております
故障の場合は、概ね交換修理となります。
振動子ASSYと発振基板は単品販売をしております。
ページ修正・関連ブログ更新情報
2021/09/14 公開
2021/09/28 取り付け動画を追記
2021/09/28 ブログ JMUシリーズの動画作成
2021/10/20 ブログ 霧化ユニットの振動子サイズは変更できるのか?
2021/10/28 ブログ 3.0MHz霧化ユニットは、2重槽で霧は出るのか?
2021/11/02 ブログ 学生に液体の微粒化の実験をさせたい(基本的な事をまとめてあります)
2022/03/08 霧化実験セット内容を変更
2022/03/16 カタログデータを追加
2022/06/07 ブログ 放熱をしない場合壊れます
2022/10/15 ブログ 霧化ユニットは空冷しなければ何度まであがる?
2022/10/18 ブログ 霧化ユニットの高周波利用設備申請に関して
2023/05/17 ブログ 霧化ユニットの振動子束線を付け替えたら故障
2023/05/24 ブログ 霧化振動板の泡により噴霧量減少について
2023/06/27 ブログ 霧化ユニットの過酸化水素水の使用について
2023/07/21 ブログ 霧化ユニットのエタノール霧化について
2023/08/08 ブログ 霧化ユニットの冷却ファンの向きについて
2023/10/04 ブログ 霧化ユニットの線が外れてしまった(空焚きでは?)
2023/11/16 オプション品にHMC振動子中継束線、DCファン、フロートスイッチを追加
2023/11/16 ブログ 超音波霧化ユニットは、放熱板を強制空冷して下さい
2023/12/27 ブログ 超音波霧化ユニットの2重槽水位について
2024/01/30 ブログ 1枚の発振回路で2個の霧化用振動子を駆動出来ますか?
2024/02/05 ブログ 超音波霧化ユニット振動子ケーブルを長くしたい!
2024/02/22 ブログ 新たな霧化用振動子の開発相談
2024/10/08 ブログ「どっちがどっちの基板かわからなくなってしまった」