スクールバスの次亜塩素酸除菌水噴霧について

「スクールバスには超音波霧化器JM-200はつけられないのか？」

そんなお問合せが増えています。

こんにちは、超音波で未来をつくる・・・事を創るコトリスト　エコーテック　マーケッターKOIKIです。
普段は、「聞こえない音　超音波」を使った新市場立ち上げ担当として、製品の企画、広告、販路開拓、営業を行っており、ホビー用超音波カッター、次亜塩素酸除菌水・微酸性電解水を噴霧する超音波霧化器の立ち上げを行って来ました。
最近では、84.3MHz　地元豊橋のラジオ局　エフエムやしの実のパーソナリティや、自社コンテンツ豊橋工専高校模型部（もけ部）を活用した地域活性を行っています。

除菌バスは、元々エアサスが入っている大型観光バスに超音波霧化器を取り付けることが出来ないか？とはじまった除菌バス事業ですが、展開している九州観光　杉本部長に確認したところ、実績があるということで驚きました。

高校などの部活動で利用するマイクロバスや、保育園の送迎で使うスクールバスなどで超音波霧化器を取り付けて次亜塩素酸除菌水を噴霧している事例はありますよと聞いて、「揺れる事が多いので、ボトルに空気が入り、水が多く水槽に入りすぎて霧が出なくなる事は無いのですか？」と聞くと、「取り付けなども含めそこがノウハウです」。と心強い答えが返ってきました。

元々当社では、移動体用として超音波霧化器は開発していません。
当社の機械を改造して運用出来るように工夫をしてきた九州観光様はあらためてすごいと思います。

今ご利用のバスを、除菌バスにしたい事業者様は、ぜひ九州観光空間除菌部にお問合せ下さい。
・当社にお問合せ頂いてもバスへの取り付けるノウハウはありません。
・改造していないベース機(超音波霧化器JM-200)での出荷となります。
・ベース機(超音波霧化器JM-200)は、次亜塩素酸除菌水・微酸性電解水など多くの液剤メーカー様に供給している為、現在11月生産分の受注をしている状況です。

○関連ブログ
・観光バスの除菌という市場を仕掛けた九観連
・長崎県佐世保港からのツアーバスに超音波霧化器発見！
・スポーツチーム選手用バスの除菌消臭剤噴霧事例

○バス関係で対策用助成金が出ている地域もあるようです。
公益財団法人東京観光財団が「バス事業者向け安全・安心確保緊急支援事業（新型コロナウイルス感染症緊急対策） 補助金」

期間：令和２年５月19日から令和２年11月30日まで　(消印有効)ということで、興味がある方は、下記サイトをチェックしてみてください。
https://www.tcvb.or.jp/jp/project/infra/covid19-measures-bus/

バス市場を考える

国土交通省調べ2019年のデータによると、国内には約11万台のバスが年間46億人の人を乗せて走っています。
H29年度乗り合いバス　60,522台　輸送人員　4,324百万人
H29年度貸し切りバス　51,109台　輸送人員　　297百万人
これ以外に企業・学校・居酒屋などが保有しているものが入っているのかは不明です。
（スクールバス活用状況；文部科学省H20年発行資料　4,700台)

バスは2020年01月、中国からの観光客を乗せたバス運転手(奈良)が感染したという報道があり、バス車内で感染した可能性が高く、3密でクラスターを発生すると言われています。

・密になる(保菌者がいれば、長い時間同じ空間にいる事になる)
・接触しやすい(保菌者が手すりや座席などを触り、その後に他の乗客が触った後に、手を洗う前に目や口などに触れて感染しやすい)
・換気しにくい(エアコンをやめて風にする？窓があいていると安全面は大丈夫か？)

と指摘されています。
感染予防のためには「手洗いをしっかりすることに変わりはない」のですが、長時間、車の中にいるため手洗いが出来ません。
そこで、コマめに手を除菌できる環境を用意しておくことが必要になっていきます。

今後、様々な技術を持った日本国内メーカーが参入し、年間46億人の為に創意工夫していくことが求められていると思います。
バスに乗った人の行動を考えて、製品を提案していく事が必要ですが、実際の現場にどう合わせていくのかは、時間のかかる作業だと思いますが、とても大事な事です。

第2波が日本国内でどれぐらい発生するかどうかわかりませんが、土地開発が進んでいけば、未知のウイルスは今後も出てくる可能性はたくさんあります。
季節中インフルエンザは毎年の事ですので、対策をしておいて無駄ということはありません。

今は、対策をすることで、安心を売りにして差別化できる状況ですが、数年後には対策されているのは当たり前で対策していなければ、土俵にもあがれない状況になると思います。
現在、肺炎コロナウイルス前に売上が低迷して会社経営を考えていたバス会社オーナーは、今、廃業をするのか、さらに投資をして会社を継続をするのかをしっかり考える時期ではないかと思います。

今日のブログが少しでもどなたかのヒントになれば幸いです。
超音波で未来をつくる・・・事を創るコトリスト　エコーテック　マーケッターKOIKIでした。
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今日のブログを読み上げてみました。文章を読むのが面倒な方は聞いてください。

少しでも早くお届け出来るように頑張っています

すでに納入した市町村もありますが、防災課と子供関係(幼稚園・保育課)の課からのお問合せがほとんどです。
予算取りがありますが、市町村であれば先にある程度言っておいて頂かないと年度内での納品がだんだん厳しくなります。
※本日の状況
超音波霧化器JM-200は、11月生産に引き当てです。(目安～８畳)
超音波霧化器JM-301は、10月生産に引き当てです。(目安～20畳)
超音波霧化器JM-1000は、８月生産に引き当てです。(目安～80畳)
※ただし部品入荷で早くなったり、遅くなったりします。(前後1ヶ月～1.5ヶ月)

心臓部品である、次亜塩素酸除菌水対応の超音波振動子は社内(本多電子)で焼いています。
製品の組み立ても豊橋市内の協力工場で組み立てを行っています。
部品がそろい次第、順次生産を行って出荷しております。
※現在、OEM開発や数千台単位でのお話をいただきますが、非常に多くの注文残を抱えており、とても対応できる状態ではありません。落ち着くまで新規取引先様への供給はストップしております。

■超音波霧化器とは

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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