しれーーーっと次亜塩素酸水度35ppm以上に変更

2020年7月7日（水）に一部修正された「NITEの新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告」ですが、次亜塩素酸水（電解型/非電解型）は有効塩素濃度35ppm以上にしれーーーっと変わっています。

当初、次亜塩素酸水の有効塩素濃度は80ppmという表記があったのですが、どこにも書かれなくなりました。

ただ、どちらにせよ市役所などが無償で提供していた善意を、次亜塩素酸水は効果無しと大々的にメディアでPRして利用をやめさせました。
悪いイメージだけ刷り込んでおいて、その後は知らん顔はちょっとひどいなぁと思います。
どの施設でも導入を決めて推進していた方々は、あの報道のせいで手のひらを返すように皆さんから冷たい視線を浴びされ、場所によっては何であんなものを導入したのかと責められたと思います。

その部署にいる人が悪意に満ちた人ばかりだとすれば、善意で行動していた方を攻撃するのは目に見えています。
1ヶ月以上そういった状態でしたので、善意ある人が病んでいないかとても心配していますが、そういう原因を作ったNITEやメディアが発信した情報に対してケアを一切しないのは、正直優しく無い自分本位だと感じます。

頭が固い人が多すぎる

感染症の先生という方が対策を指導しているのに一向に世界中の、肺炎コロナウイルスが減っていないのを皆さんいつまで信じるのでしょうか。
未知のウイルスの発生により、今までの知識がほとんど立たない状況なのに、今まではこうだったとか、こうなるはずだという頭の固い人が本当に多く、自分自身で考え、何事も臨機応変に行動する必要が求められる時代に入っていると思います。

今まで衛生対策を担うために様々な除菌消臭剤を超音波だけでなく様々な方法で空間に噴霧して衛生環境を保ってきています。
食中毒やその他ウイルスの脅威を軽減するために、様々な分野で多くの液剤メーカーの商品がス10年以上前から利用されています。

次亜塩素酸水の「安全性は公的に未確認」という事について、各メーカーが行っている液体を微粒化して全身に暴露する試験の情報を5月の報道時NITEに連絡しました。
回答として、「今回は手指消毒の代替に関しての評価しかしていないので、空間噴霧に関しては検討していません」と送ってきているのにも関わらず、報告書としては、空間噴霧を禁ずるのはおかしな状況と言えます。
報告書で記載しておくのであれば、「空間噴霧については検討していません」のみ書くべきではないでしょうか。
(小さいメーカーのいう事は握りつぶされたということですよね)

そもそも、濃度次第で有害というものは色々あります。
それを報道、発表するのであれば、どの濃度が有害であり、どの濃度は無害であるのかを一緒に発表をするべきといえます。
言い換えれば、濃度次第では無害ということなので、データを持っている液剤メーカーはきちんと話をすれば良いとも言える。

報道発表をまともに信じて次亜塩素酸水を噴霧するな的に言っている人が多いですが、片側の意見だけですぐに反応するのはいい加減やめては？と感じます。
ネットでたたけば、安全性について書かれている資料や空間噴霧についての論文もでてきます。

また、公的に未確認というのであれば、次亜塩素酸水だけでなく、現在、日本にあるすべての空間噴霧している液剤について、公的に未確認ということもしっかりアナウンスすべきだと思います。
※水道水噴霧、アロマなどの安全性も公的に未確認ということです。
どこかに忖度して古い考えの人たちは、ささっと席を臨機応変に判断できる新しい人に譲っていただきたいと強く感じています。

空気感染の疑いについて

肺炎コロナウイルスですが、空気感染の疑いが出てくるようになりました。
今の対策でうまく行っていないという事は違う方法も取り入れて行かなければいけないということだと思います。
次亜塩素酸水の空間噴霧は、一定の濃度、ある範囲のpHであれば10年以上利用してきた実績があります。
騒いでいる人は自分が健康被害になって、それを次亜塩素酸水が原因だと立証されたのでしょうか？
試せるものはなんでも試す。
超音波カッターのイベントなども軒並み中止になっています。
経済を動かしたいのであれば、可能性があるものを国が止めてどうするのか？
悠長な事言ってられないと思います。

ちょっと話はそれますが、今までの常識が通用しないのに、今まで通りの経済対策を優先しても意味がないと感じます。
このままGOTOキャンペーンをしてウイルスを拡散した場合、田舎でクラスターが発生すれば致命的なダメージが発生します。
高齢者に感染させたいのでしょうか？。
経済対策であるならば、未来への投資として、配膳ロボット、料金の自動精算などAIやロボットなどを増やす事を優先した方がいいのではないか？と感じます。
※コロナ接触などを管理するアプリが入った携帯端末を高校生以上に全員配るとかはどうですかねぇ。(密は警告音とか)

名前を変えてはどうか？

「次亜塩素酸水」という名前が消毒剤である「次亜塩素酸ナトリウム」と混在しますので、違う名前、例えば電解水や非電解水など次亜塩素酸を主成分とした製法の液剤に関しての名称を作ってはどうかと思います。
そうすることで、まずは次亜塩素酸ナトリウムと混同した健康被害を減らすことが出来ます。

■参考までに現場で20年近くやってきた世界初の次亜塩素酸水溶液(pH5.5-7.5/50ppm以下)対応の超音波霧化器メーカー　担当者としての個人的見解をブログで記載しています。
上から日が古い情報となります。
参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE＝製品評価技術基盤機構)
・NITE　次亜塩素酸水等の販売実態に関して２
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか？
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について（次亜塩素酸水噴霧）
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応？
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧

■超音波霧化器とは

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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