機械(超音波霧化器)を売ったことが無いんです
昨日、塩素濃度試験を中部経済新聞様が取り上げてくれました。
有難いです。(ニュースリリースはこちら)
今回は、その記事を見た方から問い合わせがあり、少々気になったので、液剤を販売していきたい方向けにブログを書きたいと思います。
誰から買うか(仕入)が重要
液剤を聞いた所、私も知っているある液剤メーカー様系列ということがわかりました。
それなら、当社の超音波霧化器の情報は知っていると思いましたが、どうやら当社と付き合いが無いルートで液剤を仕入れて販売しているということでした。
商売を始める際、「どの商材を買うか」という事に注目してしまいますが、やはり「誰から買うか」もとても重要だと思います。
液剤の安全性データ試験の使い方や、薬機法に関しての注意事項、市場の作り方、売り方などをまったく指導されていないようで驚きました。
この次亜塩素酸を主成分とする液剤(次亜塩素酸ナトリウムは除く)を販売している市場は、「売れるから」「売れているから」「いま、注目されているから」「市場性があるから」などなど、契約金や生成装置などの一時的に大きいお金が動く商材を売っている方は、言葉巧みに機械や代理店契約を行い、あとは知らん顔という企業も多いような気がします。
新たに、次亜塩素酸を主成分とする液剤(次亜塩素酸ナトリウムは除く)を生成する装置を仕入れたり、代理店契約をして、新事業を検討しようとしている方は、1個、1台から販売している当社へも一度ご相談頂ければと思います。
当社は、液剤は1箱から、機械は1台から卸しています。
当社は、というか私は、来るものは拒まず、去る者は追わず、価格交渉には応じず、どこに出すのも同じ仕切り価格を10年以上、心掛けています。
生成装置を買って、次亜塩素酸を主成分とする液剤(次亜塩素酸ナトリウムは除く)を作って、液剤メーカーとして勝負をするのも良いですが、1箱ずつ仕入れをして、ある程度、継続的に納品出来るお客様を作ってから、生成装置の導入を考えて見るのはどうでしょうか?
投資をしてしまうと後にひけなくなります。
また、継続的な液剤の販売をする為に必要なのが、当社の超音波霧化器になります。
超音波霧化器JM-200であれば、1時間に125cc
超音波霧化器JM-301であれば、1時間に300cc
超音波霧化器JM-1000であれば、1時間に1,000cc
噴霧出来ます。
20Lのバックインボックスであれば、8時間フル運転であれば下記で消費します。
超音波霧化器JM-200は、160時間(8時間動作で20日間)
超音波霧化器JM-301は、66時間(8時間動作で8日間)
超音波霧化器JM-1000は、20時間(8時間動作で2日)
超音波霧化器JM-1000を導入した場合は、短時間での利用であれば良いのですが、介護施設などで連続噴霧していると、バックインボックス20Lでは対応できなくなります。
そうなると、利用場所で生成装置導入の話が出てきますので、生成装置導入の商談をすることになり、メンテナンス契約などを行っていく流れとなります。
ただ、それは動き出してからで良いと思います。
自分が持っている市場や人脈が合わなかった場合、大きな投資をしてしまった場合は、ひくにひけなくなってしまいますので、最初は少ない資金で行う事をお勧めします。
ただ、ネットで掲載して現場に行かない営業を考えている方には、商材は卸していませんのであらかじめご了承下さい。
どの液剤メーカーと組めばいいのか?
基本、当社は液剤メーカー様へ超音波霧化器を販売をするのが目的の企業です。
こういった事業を行いたいと相談がある場合は、地域や業種、販売方法などをお聞きして、最適な液剤メーカー様をご紹介しています。
今回は、すでに液剤購入ルートがあるということでしたので、売り方について少しだけアドバイスさせて頂きました。
1.薬機法は守りましょう
第一に、「これは消毒剤では無い雑貨品ですので、インフルエンザ、ノロウイルス、O-157、肺炎コロナウイルスなどの不活化試験のデータがあったとしても、薬機法違反になりますので、そのデータを売りにしないでください」と伝えました。
もし、私が競合する企業であった場合、この部分を攻めます。
「薬機法も守れない企業から、御社は液剤を購入するのですか?」と担当者やその上層部に話をします。
知らない素人から商材を購入するというのは、使う側も怖いですので、競合先から安心して購入をすることが出来なくなります。
液剤を売るということは、施設と長いお付き合いになります。
きちんと訪問していれば、ニオイ対策などを相談される間柄になっていきます。
最初に、信用出来る人間ということをまず伝えるのが一番です。
正しい事を伝えられない人は、値下げによる価格勝負しか売れなくなりますので、自然に淘汰されていきます。
2.消費を増やしたいなら霧化器とセット販売
第二に、「今、お使い頂いているお客様に、超音波霧化器のカタログを配布して下さい」とお願いしました。
液剤を継続して利用して頂いている=液剤の良さを分かっている方です。
以前、歯科医と話をした時に、「スプレーボトルで噴霧してとスタッフに言っているんだけど、面倒でやらない」と言っていた先生が、機械を購入していた事があります。
現場のスタッフは、忙しいです。
忙しいのに、わざわざスプレーを持って、あちこちにシュッシュッと噴霧してまわりません。
手噴霧では、除菌するのがなかなか面倒だと言えますので、それを代用する為に超音波霧化器での空間噴霧を提案してみてください。
機械が導入されれば、結果として液剤の消費量が増えます。
その際、液剤の事がわかっていない報道によるマイナスイメージで反論される可能性がありますが、そんな時こそ、安全データシートの確認を一緒に見ながら伝えてください。
「空間噴霧ってアブナイ」という言葉が出たら、その理由を聞いてみてください。
「消毒剤は噴霧してはならない」と言われた場合は、消毒剤ではないと説明すればいいですし、「塩素がアブナイ」と言われれば、塩素濃度試験で8時間暴露限界には到底及ばないということを説明して下さい。
※吸引暴露毒性試験を持っている液剤メーカー様はそれも見せましょう。
施設に導入の時は、機械にそういった安全性データを記載したPOPを作ってあげるのも良いかと思います。
3.写真の許可をとって下さい
第三に、導入場所の写真撮影の許可をもらって撮影してください。
その際、提案資料で使わせてもらえるように話をして下さい。
言葉で説明するよりも、画像で見せた方がイメージがわきます。
使い方などは、私と知り合いになった時に直接お話します。
こういった事を同行しながら説明してくれる液剤メーカー様と組めば、短期間で事業にのせることが出来、利益が出てくると思います。
利益をなるべく地元で商売をする為の費用として地域還元して活用下さい。
※ネットや全国展開を考えない方がいいです。
今回、お問い合わせ頂いた企業様には、カタログ50部と見積書を送付させて頂きました。
衛生意識の高いお客様に出会い、長く継続して使って頂ければ、液剤の販売で会社が継続していけます。
出来れば、雇用が促進される地域が活性化しますので、そういう出会いのきっかけに当社の超音波霧化器がなるとうれしいなぁと思います。
■参考までに現場で20年近くやってきた世界初の次亜塩素酸水溶液(pH5.5-7.5/50ppm以下)対応の超音波霧化器メーカー 担当者としての個人的見解をブログで記載しています。
上から日が古い情報となります。
参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE=製品評価技術基盤機構)
・NITE 次亜塩素酸水等の販売実態に関して2
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について(次亜塩素酸水噴霧)
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応?
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
■超音波霧化器とは
液剤に非常に高い音(超音波)を与える事で液剤が微粒化する現象を活用した機械です。
超音波加湿器などにも利用されています。
密室になる空間へ除菌消臭剤を噴霧する目的などに利用されています。
※前倒しや増産で少し早まってきています。
・超音波霧化器 JM-200 12月分の受注受付中→10月~11月に出荷出来そうです。
・超音波霧化器 JM-301 11月納入→増産により9月受注分受付中
・超音波霧化器 JM-1000 在庫が出来ました。
※中に入れる次亜塩素酸除菌水20L、出荷可能です!
■次亜塩素酸系液剤(楽天購入ページにリンクしています)
※各社液剤メーカーの受注が多く、即日出荷が難しくなっています。
・消臭除菌水 CELA
・衛生水 アミスティ
・中性次亜塩素酸ナトリウム製剤(殺菌料)ジアミスティ
・電解水 アクアサニター
・スーパー次亜水
・高濃度次亜塩素酸水グリーンアクア
※「ジアミスト」は当社登録商標です。
■トピックス
・毎週火曜日19時~ FM豊橋に出演してます!
・もけ部活動記録集(1,200円)販売して頂ける模型店・書店募集中
販売店舗:精文館書店本店 豊川堂カルミア店
・もけ部とのコラボレーション企業先を募集中です。
コラボ先募集を記載したブログ
ニュースリリースまとめはこちらのページをクリック
■超音波で御社製品を差別化しませんか?
超音波技術で「独占市場」を仕掛け中!常に変化を考える、あなたの販売推進担当 超音波と魚探のUS-DOLPHIN店長 KOUKI ことエコーテック三浦宏樹が、情報提供させて頂きました。
当社は、愛知県豊橋市にある1956年創業の超音波技術を用いた機器を製造するメーカー 本多電子(株)内にある企業です。新規市場創造を行なう企業として1999年10月に設立されました。何か問題や改善を検討中の方で、「超音波でこんな事出来ない?」と思いついたら、気軽にご相談下さい。
超音波を用いた製品に関しては、直営の 超音波と魚探のUS-DOLPHIN楽天市場店で販売をしておりますので、ご利用下さい。
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豊橋を活性化したい人募集!
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豊橋のPRになれば、イラストは、ロイヤリティ無で利用して頂いています。ぜひ、多くの企業の方と豊橋工専高校模型部(もけ部)のグッズ製作が出来たらいいなぁと思っています。
エコーテック今後のイベント情報
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大久保結奈とエコーテック三浦宏樹がお届けする、東三河で働く人のための新番組
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7月7日よりスタート!
FMとよはし
http://www.843fm.co.jp/
アプリ(App Store)でダウンロードすると全国どこでも聴くことが出来ます。
https://apps.apple.com/jp/app/tees-843fm/id733701439
□KOUKIがインストラクターで経営研修
2020年9月3日(木)、4日(金) 2日研修(5年分の経営体験をします)
浜松にて環境の変化に対応する意思決定を鍛える研修を行います!
費用:2日間で25,000円+税(懇親会費用別)
場所:住所:静岡県浜松市南区三島町1605-1
(主催:税理士法人BETTあかつか事務所)
お問い合わせ:053-424-6001
投稿者プロフィール
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エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます!
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