物事は全て多方面から見て、自分が正しいと思う事を自らの責任で行っていく
超音波カッター用の新しい替刃が入って来たり、超音波霧化器に聞いたことが無いような液剤を入れたいという相談が増えたりしていたので、肺炎コロナウイルスの次亜塩素酸水が効果がある、無いの話は、すでにどうでもいい状態になっていました。
先日、取引先の微酸性電解水メーカー様から、「NITEに続いて、今月北里大からプレスリリースが出て、さらに追い討ちがかかった」と聞き、???となっていましたが、どうやら2020年9月1日に次亜塩素酸水コロナ消毒不可みたいなプレス発表をしたようです。
NITE他大学が調べ99.99%不活化したと発表をした事を100%ではないとして研究を行う暇があるのであれば、空間噴霧の安全性をどう立証するかとかの研究をすればいいのにと思ってしまいます。
よほど研究費を出している企業?団体?などが粘着系なんでしょうか?
それだけ敵対視している企業が次亜塩素酸水に脅威(何かの売上が激減する)を感じているんだろうなぁと思ってしまいます。(気にならないのであれば、基本無視ですから)
正直、超音波霧化器を販売している担当としては、次亜塩素酸水を叩いても他の液剤メーカーが空間噴霧をして市場をとろうとしているようなので、取引の電話が増えています。
液剤の成分を聞いて検索をすると、安全性は大丈夫なんだろうか?というものまであります。
もちろん、安全性試験について話をしますが、当社にとって大事なところは、機械が壊れるかどうかです。
仮に、機械が壊れるのは承知した。それでもいいから売ってくれと言われれば、断る事は出来ませんし、そういう事例はあります。
機械供給後は、顧客である液剤メーカーの販路や販売方法に口出しは出来ません。
以前、そういう所に売るのはどうかと思うという意見を頂いた事があります。
自動車メーカーに、交通事故を起こす可能性があるのに、売るのはどうかと思うということと同じ事を言っているのだとわからないのかな?とその時は思いました。
現在、「感染対策」という市場にうまみを感じて、新規参入しようとしている企業が増えていると実感しています。
安全性試験データがしっかりして、論文も多い次亜塩素酸系液剤を活用した方がいいのになあと経験上感じます。
ただ、こういう報道の仕方ばかりだと、メディアに敵が多い、劣勢だと感じている液剤メーカーがいるのも仕方が無いことなのかなと思います。
(※何社か液剤メーカーと話をしましたが、メディアに広告費を出しても意味が無いという気持ちがどんどん高まっているようです。)
でも、ちょうどいいと思います。
元々消毒剤ではないし、コロナ対策で販売しているとコロナが終息したら売上は無くなります。
今まで通り、今まで売っていた市場に「コロナ対策で巻き込まれたくないんですよね」と営業訪問時にお客様に言って、消臭や除菌対策で提案していけばいいと思います。
今までの市場は無くなっていないですよ!ファイト!
(売れない理由は、社長、あなたの気持ちだけです。)
100が99になればいいじゃないのか?
今まで書いたブログのおさらいになりますが、100が99になればそれで良いのではないでしょうか?
国が提唱している3密防止、アルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウム消毒、石鹸による手洗い、換気などをやっても、クラスターは発生しています。
病院や介護施設など感染対策の指導をされていて、意識している施設でも発生します。
対策に100%は無いのです。
だったら、可能性のある事を全部使って100が90になれば、10%のリスクは減るわけです。
なぜ100か0にこだわるのでしょうか。
1回の失敗を攻撃し、ミスを認めない今の日本の風潮のようです。
今回発表の99.99%が100%ではないというのが、現場で本当に必要な情報なのでしょうか?
それよりも「100が99になるものが100個見つかりました!今までの対策に追加できるのであれば追加して少しでもみんなで感染を抑え込みましょう!」とはならないのでしょうか。
メディアも大学もお金を出している所の都合が良い発表をします。
そんな大学って必要なんですかね?
そういう研究って企業内でやればいいのでは?と思ってしまいます。
特定の企業・団体・業界に左右されない純粋に探究する研究者やメディアが今後は注目されなければいけないし、そういう人達を応援する仕組みが必要なんだなぁと感じます。
消費税をあげるのであれば、その中身で研究費税みたいなものを1%あててすべて大学の研究にあてるとかそういう発想を新内閣では期待したいです。
さてあまり報道はされていないようですが、日本電解水協会のWEBでは、国立大学法人鳥取大学農学部に委託した研究「新型コロナウイルスに対する電解水の有効性評価試験」について不活化されましたという発表が8月末にされていますが、報道数が少ないのは何故なんでしょうね。
物事は全て多方面から見て、自分が正しいと思う事を自らの責任で行っていくという勉強をコロナが教えてくれているのかも知れないですね。
そうそう、私は自社商品を中心に考えてブログを書いていますので、そこは片隅に置いて考えて下さい。
参考までに現場で20年近くやってきた世界初の次亜塩素酸水溶液(pH5.5-7.5/50ppm以下)対応の超音波霧化器メーカー 担当者としての個人的見解をブログで記載しています。
上から日が古い情報となります。
参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE=製品評価技術基盤機構)
・NITE 次亜塩素酸水等の販売実態に関して2
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について(次亜塩素酸水噴霧)
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応?
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
・家庭内感染、(家族クラスター)を考える
■次亜塩素酸系液剤(メイクショップ購入ページにリンクしています)
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コラボ先募集を記載したブログ
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当社は、愛知県豊橋市にある1956年創業の超音波技術を用いた機器を製造するメーカー 本多電子(株)内にある企業です。新規市場創造を行なう企業として1999年10月に設立されました。何か問題や改善を検討中の方で、「超音波でこんな事出来ない?」と思いついたら、気軽にご相談下さい。
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