修理見積の際、新品の提案はしていますか？

先日、超音波霧化器UD-300Eの修理依頼が入りました。
超音波霧化器UD-300Eは、2020年2月9日で保守期間が終了している機種です。
ちなみに後継機種は、JM-301になります。

後継機種がある場合、保守期間が終了していても共通部品の故障であれば保守期間終了後であっても1回だけは、修理対応を行うケースがあります。
今回もそういう感じでした。

結果的に松竹梅の法則だったのか？

今回修理見積をする際、３つの見積もりをさせて頂きました。
①最低限の修理　2.3万円
②推奨修理　6.5万円
③新品購入＋液剤のおまけ　9.5万円

通常は①②の見積もりを出していますが、今回は保守期間が過ぎていましたので③も提案しました。
マーケティングでは、松竹梅の法則と言われますが、「価格を３つ用意すると真ん中に落ち着きやすい」という言葉があります。
ただ、修理だけに①で現状復帰でとりあえず使えるようにするのだと思っていました。

松竹梅の法則は、ゴルディロックス効果と呼ばれますので、興味のある方は検索をかけてみて下さい。
さて結果はどうなったかというと、③になりました。
保守期間が過ぎているという事で、修理を直してもまた他が壊れるかもしれないと考えたのかもしれません。
こういう事は心理学的に何かあるのだろうか？と調べると、「リスク認知のバイアス」という言葉が出てきました。
これが該当するのかわかりませんが、今、コロナ禍で様々なメディアが恐怖を煽っていますので、万が一の時に機械が故障したらどうしようか？という心理が働いたのかもしれません。

通常、③の選択しは、自分は無いのですが、可能性があるのであれば、毎回新品の提案をしても良いのかも知れません。
勉強になった事例ですのでブログで紹介しておきます。

超音波霧化器UD-300(保守期間2020年2月18日終了)、UD-300E(保守期間2020年2月9日終了)、JM-300(保守期間2026年1月31日終了)が故障した際は、後継機種はJM-301になりますので、ご検討下さい。
液剤メーカー様にご相談頂くか、下記直営ショップからも購入が可能です。

※見積もりが欲しい方は、お問い合わせフォームに見積に必要な情報(機種、台数、会社名、部署、担当、〒、住所、電話番号、メール)を入れて送信下さい。

□参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE＝製品評価技術基盤機構)
・NITE　次亜塩素酸水等の販売実態に関して２
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか？
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について（次亜塩素酸水噴霧）
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応？
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
・家庭内感染、(家族クラスター)を考える

※「ジアミスト」は当社登録商標です。

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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