超音波霧化器在庫が追い付きました

今朝、会社に行くと生産と設計が何やら話をしていましたが、28日だと思っていた超音波霧化器JM-200が午前中に上がってくるという事でした。
発送先への連絡、入金後発送のお客様には請求書の発行を今日から数日かけて行おうと思っていたので午前中はバタバタでした。

9月にずれるとされていたロット分まで今月に入るということになり、在庫置き場の問題がありますが、10月～3月分のオーダー分で入れてあるものを先にまわすことで、全機種出荷が可能になりました。

超音波霧化器JM-200　在庫少ないですが出荷可能
超音波霧化器JM-301　在庫少ないですが出荷可能
超音波霧化器JM-1000　在庫少ないですが出荷可能
投込式超音波霧化ユニット　HM-17　９月生産あがり

先ほど、楽天市場店にも在庫を追加し購入できるようにしました。
お待たせしましたので、サービスで液剤をつけていますので、この機会にぜひご検討下さい。
・JM-200+(サービス)次亜塩素酸除菌水20L×1箱
・JM-301+(サービス)次亜塩素酸除菌水20L×2箱

介護施設が導入を悩んでいるという相談

今日、機械を販売して頂いている代理店様から相談を受けました。
「超音波霧化器＋微酸性電解水を発注した介護施設が、NITEなどの発表によって導入を悩んでいるのですが、どうしたら良いでしょうか？」

私が、最終ユーザーに提案する立場であれば、
「施設長が、空間噴霧を悩んでいるのであれば導入をやめておいたらどうですか？」と伝えてしまいます。
悩んでいるのに、無理に薦めても、何かあった時に、あの時無理に買わされたと思われるのは、お互い気分的に良くないからです。
異性と付き合う時もそうですよね。
「やっぱり、なんか付き合わない方が良かった」と何かあった時に、紹介してくれたり、背中を押してくれた人のせいにして自分を守ろうとしてしまいます。

ただ、今回は代理店様でしたので、「いくつか施設長に質問してみて、その回答をデータで提示してダメなら仕方が無いのではないですか？」と伝えさせて頂きました。

次亜塩素酸水の空間噴霧は除菌水だからアブナイという表現について

「人がいる空間への次亜塩素酸ナトリウム水溶液の噴霧については、眼や皮膚に付着したり吸入したりすると危険であり、噴霧した空間を浮遊する全てのウイルスの感染力を滅失させる保証もないことから、絶対に行わないでください。」と厚労省のホームページに記載がありますが、

目や皮膚に付着しても問題の無いという試験データ、吸引暴露毒性試験で問題の無い液剤はあります。
また、噴霧した空間を浮遊するすべてのウイルスの感染力を滅失させることを保証する液剤メーカーは、消毒剤では無いのでどの会社も言わないと思います。
そもそも、すべてのウイルスなんて未確認のものもあるわけですから、言えないですよね。

空間に液剤を噴霧し、菌・ウイルスが減少することは、混合式次亜塩素酸除菌水で効果試験をしていますが、試験出来る菌・ウイルスは決まっています。

これをやったら、肺炎コロナウイルスの感染拡大が防げるのかと言われると、実験出来ないのですから、誰もわかりません。
ただ長年、様々な介護施設や病院で利用し、使っている施設は、健康に害がないということは分かっているので、やらないよりはやった方が良い、やるべきだと私は思っていますが、コストもかかる事ですので、施設長次第ではないでしょうか。

そもそも、現場ごとに状況は違います。
感染を広げない為であるなら、あれもこれも試して、100を99に、99を98に、98を97にと少しでもリスクを減らす取り組みをしたい施設に提案していくしかないと思います。

そもそも、除菌効果のある水道水を、冬場のインフルエンザ対策で空間噴霧(加湿しろ)と厚労省・保健所は何年も前から指導を行ってきました。
人がいない時に、噴霧で様々な面に塗布していくというのは非常に有効な手段だと思います。

この代理店様は、10年以上前に介護施設に超音波霧化器UD-200を100台導入して頂きましたが、そこで被害が出ているか聞いた所、出ていないと回答を頂きました。
言い方は悪いのですが、人体実験を10年間行ってきたわけです。
それがエビデンスと言えますよと伝えさせて頂きました。

使いたく無い人に、わざわざ使わせなくてもいいでしょう。

彼氏・彼女が必要無いと言っている人に、彼氏・彼女を作って付き合った方がいいとごり押しした所で、嫌われるだけです。
同じように、衛生意識が無い人に、衛生意識を持てといっても無駄ですし、衛生意識が高くても、次亜塩素酸除菌水を噴霧したくないという人に空間噴霧した方がいいと言っても無駄です。

当社は、長年国内で超音波霧化器を製造して来ました。
こんな問い合わせが来ました。

「次亜塩素酸水で、コロナ対策を行う為に、噴霧による対策が、最も効果があるということで、各お客様に提案しており、噴霧機を自社で、製作しようと考えております。」

怖いですね。
「肺炎コロナウイルス対策で次亜塩素酸水を噴霧することが最も効果がある」なんて薬機法違反です。
当社でもリスクを少しでも減らすために、次亜塩素酸水を空間に噴霧した方が良いとは言いますが、肺炎コロナウイルス対策で次亜塩素酸水を噴霧することが最も効果があるなんて事は、言いませんし、言えません。
こういう言ってはいけない事を平然とお客様に提案をしているという会社が、空間噴霧する機械まで製造としているわけですから、怖いなぁと感じます。
協力して欲しいという事でしたが、丁重にお断りしました。

正直、やたらと噴霧すればいいというものではありません。
あくまでも次亜塩素酸を主成分とした液剤の空間噴霧は補助的なものでしかありませんし、私は「消臭」を販売の基本にするべきだと思っています。
新規参入で次亜塩素酸を主成分とした液剤の販売や噴霧を検討している企業の方、そんな甘い市場ではありませんので、よく考えてから参入をして下さい。
また、次亜塩素酸水の導入を検討している施設様、きちんとデータを持っている所から仕入れを行うようにして下さいね。

■参考までに現場で20年近くやってきた世界初の次亜塩素酸水溶液(pH5.5-7.5/50ppm以下)対応の超音波霧化器メーカー　担当者としての個人的見解をブログで記載しています。
上から日が古い情報となります。
参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE＝製品評価技術基盤機構)
・NITE　次亜塩素酸水等の販売実態に関して２
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか？
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について（次亜塩素酸水噴霧）
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応？
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
・家庭内感染、(家族クラスター)を考える

■超音波霧化器とは

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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