塩酸なんか飲めるか！あるホテル様へのクレーム

積んどいてって、たぶん方言だよね。
積み込んでが正解かな。

さて、明日19日(土)は三遠ネオフェニックスホーム戦があります。
私を見て、「ああああ！玄関に置いてきた！」という声を何度も聞いていますので、いまのうちに、車に積み込むか、輪ゴムなどでフェニックスの翼と一緒にしておいて下さい。
明日もスポンサー協賛として　当社販売の下記ボトルをお持ちの方は、会場で無料充填サービスを行います。

・豊橋工専高校模型部(通称もけ部)消臭除菌スプレー(300ml/100ml)
・三遠ネオフェニックスコラボ消臭除菌スプレー(300ml/100ml)

中身が残っていても捨てて空にしてからお持ち下さい。
前回、かなりの充填数がありましたので液剤を増やしますが、無くなる可能性も無いとは言えません。
その場で洗わず、ご自宅で洗ってからお持ちください。

知ったかぶりのクレームは、営業妨害

ある宿泊施設様にこんなクレームがあったそうです。
内容がひどく、知ったかぶりの情報をホテルの評価用掲示板などに書き、マイナスイメージとなれば営業妨害と言えます。
ホテルを含むこうした施設は、メディアも含め間違った情報を拡散されたのであれば、損害賠償の請求も視野に入れて動く事も自社を守る１つの方法だと言えます。

それでは相談の内容を一部変更してご紹介します。

「ホテル入口で食品添加用消毒剤を噴霧しているようですが、人体に危険です。肺炎になったり視力低下になります。即刻、取りやめるべきです！」

このホテル様ですが、微酸性電解水を空間噴霧していました。
人体に危険という書き方をされていますが、このメーカーの液剤は、肺への影響試験は問題もなく、視力に関しても眼性試験を行って安全のデータが出ています。
食品添加用消毒剤と書かれていますので、次亜塩素酸ナトリウムと混同しているのではないかと感じます。

「来客及び従業員の健康被害が懸念されます。また、噴霧中に目を閉じたり呼吸を止めるよう指示もありませんでした。危険性の表示も無く不親切です。」

NITEのバタバタの時にも話がありましたが、健康被害のほとんどは、次亜塩素酸ナトリウムによる健康被害です。
この方の健康被害とは、何を、どの症例、報告を指しているのでしょうか？
また、この液剤メーカー様の液剤は、飲料適合を取得しています。
以前、水道水の空間噴霧はいいのか？となった時、水道水は飲料水だからいいというようなわけのわからない回答がありました(空間噴霧の安全性を立証できる試験方法が無いといっておきながら、水道水は良いという話)が、それを言うのであればこの微酸性電解水は噴霧してはダメだという事にはななりません。

こうした話があるたびに、吸引暴露を含めた各安全性試験を行い、さらに塩素がアブナイという話になり、塩素濃度試験を行いましたが、いまだデータ上で危険という判断が出ていません。
危険だという方々に問いたい、次はどの試験をやればいいですか？
逆に取りすぎれば危険だというものを日常的に使っているではないですか。

例えばアルコール。
アルコールは取りすぎれば危険なのに皆さん飲んでますよね。

例えばオゾン。
オゾンは濃度が高いと死に至ります。
でも、オゾン消臭はいっこうに無くならないし、オゾンの技術を利用した空気清浄機は一般家庭で売られています。
おかしな話です。

そしてタバコ。
タバコは受動喫煙でも肺炎になるリスクがあるのでなぜ完全禁止しない。
肺炎うんぬんというのであれば、タバコはなぜメディアで無茶苦茶叩かれないのか。
よほど、次亜塩素酸を主成分とする液剤(次亜塩素酸ナトリウムを除く)の方が安全です。

「食品添加物は経口摂取するから安全で呼吸を想定していません。食品添加物の塩酸を噴霧して無事ですか？」

この事を聞いた時に、知ったかぶりだと確信しました。
食品添加物は、経口摂取するから安全でと言った後に、塩酸を持ち出したようですが、塩酸を飲んで安全なわけないです。
塩酸ですよ！

この方に言いたい、
「微酸性電解水を毎日自宅で空間噴霧してあげるから、経口摂取で安全というなら塩酸を飲んで下さい」。
無理ですよね。

何度もブログで書いていますが、食品添加物＝安全ではありません。
食品添加物は、それぞれに使い方があり、その使い方を守ってこそ安全と言えます。
私は、食品添加物の専門家ではありませんので、詳しくは、日本食品添加物協会サイトをご覧ください。

何事も取りすぎはいけないわけです。

なお、ホテルの方に聞いた所、宿泊客の9割以上は「ありがたい」と好評だという事で少し安心しました。
変な人は宿泊拒否も１つの方法なのでは？と感じます。

液剤メーカー様に超音波霧化器を長年販売している当社があまりいう事ではありませんが、液剤を噴霧するということは、毎秒お金が飛んでいるのと同じ事です。
ただでさえ、客足が遠のいているホテルの経営は非常に苦しい状況と言えます。
この苦しい状況の中、少しでも宿泊者の安全に出来る事が無いかと考え、政府が言っているコロナ対策（3密にならないように）に追加して空間噴霧を行う事は、大変な決断です。

空間噴霧が嫌い、否定をしているのであれば、自分だけ目を閉じて息を止めて、近づかなければいいだけなのにと話を聞いて思いました。

参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE＝製品評価技術基盤機構)
・NITE　次亜塩素酸水等の販売実態に関して２
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか？
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について（次亜塩素酸水噴霧）
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応？
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
・家庭内感染、(家族クラスター)を考える
・除菌ミストシャワーの安全性の懸念に関して

※「ジアミスト」は当社登録商標です。

■超音波霧化器とは

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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