マッサージ店クラスターのニュースを見て感じた事

今朝、テレビを見ていたら久しぶりに〇〇クラスターの文字を見ました。

「マッサージ店クラスター」

メディアはマッサージ業界全体を潰すつもりなのでしょうか？
特定の業種や企業、団体を名指してアブナイですよ！と伝えるのはそろそろ経済活性させたいのであれば、やめた方がいいと感じます。
メディアから流れてくるネガティブ情報に洗脳されると気が滅入る方も多いと思います。
そもそもマッサージ店って日本全国にどのぐらいあるか？と頭に浮かんできたので調べてみました。

140,765軒(H30年衛生行政報告参照：詳細下記)です。

コンビニエンスストア55,797軒(2020年7月：日本フランチャイズチェーン協会)より、3倍弱というとても多い数となっています。
・あん摩、マッサージ及び指圧を行う施術所：19,389か所
・はり及びきゅうを行う施術所：30,450か所
・あん摩、マッサージ及び指圧、はり並びにきゅうを行う施術所：38,170か所
・その他の施術所：2,679か所
・柔道整復の施術所：50,077か所

今回、そのうちのたった1軒ですよね。
マッサージ店が悪いわけではなく、仕事をしている中でウイルスの反応が出てしまった方をこうしてさらして攻撃するというのはそろそろやめにして欲しいものです。

きっと、マッサージ店でも対策をしています。

多くの客商売をしている企業・商店ではあれこれ考えて対策を行っています。
マスク、手洗い、換気、アルコール消毒、従業員・顧客が密にならないようにする等々、皆さん報道で叩かれる事もありそれなりにコストをかけて対策をしています。
対策をしても感染をしてしまうのが、このウイルスです。
そもそも病院や介護施設など感染のプロである方々が感染しているのですから一般の人では限界があります。

当社でも何度か紹介しましたが、きっとこんな感じで取り組みをしているのではないでしょうか？
■トイレ
当社では、トイレの清掃はもちろんですが、エアータオルは停止し、手洗いは紙タオルやハンカチを使う、トイレを流す時はフタを締める等の対策に次亜塩素酸を主成分とした液剤(次亜塩素酸ナトリウムは除く)の除菌消臭剤噴霧(元々ニオイ対策で利用)を実施しています。
マッサージ店でも従業員の方が定期的に清掃をしていると思いますが、毎回壁や様々な場所などを吹き上げ掃除は難しいのではないでしょうか。

■個室
当社では、会議室などの個室は、マスク着用、アクリルの遮蔽板、商談時間を30分以内、ドアは解放、定期的な清掃などの対策に、次亜塩素酸を主成分とした液剤(次亜塩素酸ナトリウムは除く)の除菌消臭剤噴霧を実施しています。
マッサージ店などは、個室での施術があります。
施術者やお客様の体温管理や当社と似たような対策をして対応をしていると思います。
以前、マッサージ店は施術時のニオイ対策ということで、空間噴霧を導入させて頂いた事があります。
汗臭などのニオイが発生するということでした。
似たような事例でホットヨガスタジオでの空間噴霧もあります。

このように様々な出来る範囲で皆さん対策を行っている所がほとんどだと思います。
これだけやっていたのに・・・と感染してしまった人が一番感じていると思います。
メディアが報道する事で、まったくお店を知らない人にそのマッサージ店を日本中で叩け！と誘導して追い詰めている事を、メディアはそろそろ感じた方がいいと思いますし、叩いている人も必ず自分自身に帰ってくると気付いた方が良いと思います。

例えば、あまりに酷い誹謗中傷などによりSNSの発信は個人が特定できるように法案が出来てしまい自由に発信できる権利が無くなくなったり、過去の発信が特定されそれが近隣、仕事場などに公表されることになったり、今の行動が未来の自分に影響をします。
皆が周りの人がワクワク出来たり、希望が持てるように応援してあげる世の中になって欲しいものです。

ニオイ対策としてでも導入をご検討下さい。

次亜塩素酸を主成分とした液剤(次亜塩素酸ナトリウムを除く）は、雑貨品であり消毒剤ではありませんので、試験所などで様々な菌、ウイルスでのシャーレ試験で不活化試験の結果が出ているとしても、広く公表をして販売することは薬機法があり出来ません。

次亜塩素酸を主成分とした液剤(次亜塩素酸ナトリウムを除く）を使ってみたいというマッサージ店様は、アルコールなどが使えない場所などで拭き掃除用としてまずは導入を検討してはいががでしょうか？
その際、液剤メーカーに安全性データシート及びウイルス、菌の試験データをもらって液剤を理解して下さい。
空間噴霧用の試験は、吸引暴露試験を持っているかどうかを目安にして下さい。
※他の液剤でも問題は無いかと思いますが、新規参入で様々な方式の液剤メーカーがうまれ、自分の売っている液剤を理解しないで販売している販売店も多くなっています。
色々聞いてきちんと質問に答えられない方から液剤を購入するのはやめておいた方が良いと思います。

元々は、汗臭などのニオイ対策としてマッサージ店では導入をされてきました。
人がいる所での空間噴霧は心配だという方は、不特定多数の方が使うトイレや待合室など、人があまり滞在しないけれど、そこにある物の面を除菌したいという場所に設置をしてみて下さい。

我が家ではリビングで利用中

自店舗に来たことが無いようなお客様があれこれ言う事は正直どうでもいいと考え、自店舗に来て頂いているお客様に、あれだけ対策をしていたのであれば仕方が無いと思っていただけるような接客はどんなことだろうかとスタッフで話し合ってみてはどうかな？と思います。
その時に当社超音波霧化器がちょこっとでも話題に出てくれる事を期待しております。

※次亜塩素酸を主成分とした液剤に関してブログを書いていますが、他にも安全性を確認することで、利用できる液剤はあると思いますが、当社に頂いている液剤資料の中で吸引暴露試験を行い、問題が無いのは、混合次亜メーカー様数社、微酸性電解水メーカー様数社しかありません。

■参考までに現場で20年近くやってきた世界初の次亜塩素酸水溶液(pH5.5-7.5/50ppm以下)対応の超音波霧化器メーカー　担当者としての個人的見解をブログで記載しています。
上から日が古い情報となります。
参考までにお読みください。
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(NITE＝製品評価技術基盤機構)
・NITE　次亜塩素酸水等の販売実態に関して２
・「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか？
・世の中ってパンドラの箱がたくさんあるようで、面白いですね
・丙情報が誘導を引き起こす怖さ
・学校における消毒の方法等について（次亜塩素酸水噴霧）
・次亜塩素酸水溶液の安全性説明の発表を聞いて
・最終意思決定は、現場から一番遠い所で行われている
・超音波霧化器メーカーとしての取り組み
・空間噴霧という言葉にも反応？
・清掃前・清掃中・清掃後の次亜塩素酸除菌水噴霧
・家庭内感染、(家族クラスター)を考える

■超音波霧化器とは

投稿者プロフィール

三浦宏樹

エコーテックの新市場開拓担当。
ネットショップ運営でお客様と直に向き合いながら、超音波カッター・超音波霧化器の全国市場をつくっています。
熱く楽しく情報発信していきます！

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